不要・不用 その2
岩波さんに当たつてみました。当たつてみました
と言つても、八つ当たりしてゐる訳ではありません。「新解さんが最近つれなくてさあ……」
- 不要
- 使わないこと。「―になった品」。役に立たず、いらないこと。「―の人物」。▽「無用」(1)とほぼ同じ。
- 不用
- 必要がなく、いらないこと。「―不急の品」「説明は―だろう」
違ひが良く判りません。説明は―だろう
なんて言はずに、もつと説明してください。なほ、「無用」(1)は
- 無用
- (1)役に立たないこと。いらないこと。「心配御―」
いらないこと
は同じですが、役に立たず
と必要がなく
。微妙なニュアンスの違ひです。
「不要」の使わないこと
は、これで合つてゐるのでせうか?「不用」の方が、そのまま読み下せば「用ひず」で使わないこと
の意味に合つてゐるやうに思ひます。