エンピツ記念日
5月2日の「エンピツ記念日」の説明で、眞崎鉛筆製造所(現在の三菱鉛筆)の設立を1886(明治19)年と書いてゐたのですが、當の三菱鉛筆のサイトには1887年と書かれてゐるとの指摘を戴きました。平さん、ありがたうございます。
當方でも、三菱鉛筆のサイトおよび『マンガで読むロングセラー商品誕生物語』(藤井龍二著,PHP研究所)(たまたま買つてあつたのです)で確認しました。修正致します。
多くの暦サイトの記述が1886年であるのに当事者の三菱鉛筆が1887年であると言っているのです。
と云ふことなのですが、手元の本の中で以下のものに1886年と書かれてゐました。1886年と書いてゐる暦サイトは、これらの本(他にもあるでせう)を直接、または間接的に元にしてゐるものと思はれます。もちろん、うちのサイトを元にしてをられる方も多いのでせう。
- 井澤忠夫責任編輯『雑学366日今日は何の日』大泉出版(←私が「大泉雜学」と呼んでゐる本)
- 加藤迪男編『366日の話題事典』東京堂出版
- 加藤迪男編『記念日の事典』東京堂出版
- 中野昭夫・松方安雅編著『今日ってどんな日 365日話のネタ事典』日本能率協會マネジメントセンター(JMAM)
- 斉藤貴子著『366日誕生石の本』日本ヴォーグ社
多分、何か1册間違へた本があつて、そこから孫引き孫引きされて行つたのでせうね。たくさんの本で確認したとしても、それらが皆同じ本を孫引きした物だつたとしたら……ぞぞぞぞー。