けふの乘車記録

登戸→(小田急小田原線)→新松田

けふは「ホリデー快速鎌倉」號で武蔵野南線を完乘しようと云ふ目標だけ立てて、あとはどうするかは現地で考へると云ふ行き當りばつたりの旅行をしてみました。とりあへず、一度通しで乘つたけど、料金計算經路の關係で認定することが出來なかつた御殿場線に乘る爲に新松田まで。

小田急新松田驛からは、JR東海の松田驛(實は裏口)がすぐ目の前に見えます。しかし、驛へ行つてみると御殿場線の列車は數分前に出たばかり。次の列車は30分後と云ふことで、先に伊豆箱根鉄道大雄山線に乘ることにしました。

どうでも良い話ですが、新松田前に「マニラ食堂」なる食べ物屋。別にフィリピン料理を扱つてゐると云ふ譯ではなく、中華料理と和食を出す普通の驛前食堂のやうですが、なぜ「マニラ」なのでせうか。

新松田駅前バス停→(箱根登山バス)→関本バス停

大雄山線盲腸線(終點驛が他の鐵道に繋つてゐない路線)ですが、驛の横にある関本バスターミナルから新松田駅までのバス路線があります。箱根登山バス(新松田行、関本行)で約20分、330圓。30分に1本くらゐ出てゐます。大雄山線もそれなりに頻發してゐますが、單純往復はしたくないと云ふ方は是非どうぞ。しかし、「大雄山駅前」バス停でない所に、箱根登山鉄道(小田急系)と伊豆箱根鉄道(西武系)との確執が見て取れます。

當然のことながら、箱根登山バスのバス停に伊豆箱根鉄道大雄山驛への道案内はありません。大雄山驛は垣根を隔てた隣です。

大雄山→(伊豆箱根鉄道大雄山線)→小田原

大雄山線は、終點の1驛手前、富士フイルム前驛までは乘つてゐます。と言つてもかなり前(學部3年の時)なので、殆ど覺えてゐません。

大雄山驛の切符は自動劵賣機による軟劵(裏は白)。改札ではスタンプを押してくれます。全線單線で、交換驛が何驛かあります。沿線は田園地帶。小田原驛はJR・小田急の小田原驛構内にありますが、改札内での行き來は出來ません。

小田原→(小田急小田原線)→新松田

御殿場線に乘る爲に松田へ戻ります。

先程も書きましたが、小田急新松田驛の目の前にJR松田驛の裏口があります。ここで大船までの乘車劵を買つて(松田驛はJR東海なのでSuicaを使ふことが出來ません)ホームへ。国府津方の端に出ます。国府津方の線路を眺めると、「特急あさぎり」號が通過する小田急線への聯絡線が見えます。御殿場線が發着するのは2番線・3番線で、1番線は「特急あさぎり」だけが發着します。松田驛の正面口も1番線側にあるのですが、どう見ても裏口のはうが榮えてゐるやうな。

ホームを端から端まで歩いてゐて氣が附いたのですが、「小田急線のりかえ」の表示が、裏口への通路の入口に1箇所あるだけです。列車(4輛編成)はホームの中央附近に停まりますので、そこからこの表示に何が書かれてゐるかは、目を凝さないと見えません。私がもし先に国府津から松田まで行つてここで小田急線に乘換へる豫定にしたゐたら、先日の大曽根驛の時のやうにホームをウロウロすることになつてゐたでせう。どうしてかう、JR東海は他所者のことを考へた表示をしてくれないのでせうか。

松田→(御殿場線)→国府津→(東海道本線)→大船

御殿場線は一應既に乘つてゐるのでねえ。zzz。

大船で「ホリデー快速鎌倉」號が停まるホームを探したのですが、電光掲示板に出てゐません。しかし、横須賀線ホーム(5番線)の欄にJRとだけ書かれた怪しげな表示が。臨時列車なので表示が出來ないのでせう。5番線へ行くと、このホームに停車する旨の放送がされてゐました。

大船→(ホリデー快速鎌倉号)→西国分寺

入つて來た「ホリデー快速鎌倉」號は滿員。大船でかなりの方が降りましたが、それでも席は埋まつてゐます。横浜まで立つことに。車内は全席轉換クロスシートです(と云ふか、休日は1往復を殘して運休になる「快速むさしの」の車輛を使つてゐるやうです)。横浜の手前で除行運轉。臨時列車だから調整をしてゐるのかと思つたら、前の列車が支へてゐるだけらしい。7分遲れで横浜に到着。横浜でやうやく座席に坐れました。

鶴見までは東海道本線の線路を走ります。鶴見驛の手前でポイントを右へ右へと進んで行き、鶴見驛を過ぎて品鶴線(横須賀線列車が走つてゐる線)が高架になつて東海道本線から離れて行く所で、我が路線も東海道本線を乘り越し、また高度を落して品鶴線の下を走るやうになります。品鶴線も地平に降りて來て、暫く竝走。その後品鶴線との間が空き、JR貨物新鶴見機関区の裏を通過ぎた邊で地下に入ります。あとはトンネルばかり。梶ヶ谷貨物驛までは覺えてゐるのですが、いつの間にか寢てしまつてゐました。氣が附くと府中本町の手前。

なほ、武蔵野線・鶴見〜府中本町の區間(通稱「武蔵野南線」)はJR東日本第一種區間ですが、今の所臨時列車とJR貨物の貨物列車しか走つてゐません。と云ふことで、私の乘車ルールでは「乘車對象外」となります。さう云へば、ここを正式に旅客線化するとか云ふ話はどうなつたのでせうか(南武線Webネタにされてゐますが)。追記。武蔵野南線の旅客線化は完全に取止めで、代りに「川崎縦貫鉄道」(新百合ヶ丘〜川崎21.6km)を作ることになつたやうです。つてことは、稲城・府中には來ないのですね……。

この列車は大宮まで行きます。即ち西浦和〜与野の武蔵野線(東北連絡線)を通る(こちらは乘車對象)のですが……。大船から大宮まで行つてしまふと、料金計算經路が山手線經由になつてしまふので駄目です。西国分寺で降車しました。



「ヴァーチャルネット鐵ちやん 南たま18歳」と云ふのを思ひ附いたのですが、止めたはうが良いですね。

「18歳」と云ふのは「青春18きっぷ」から。私の實年齡より5割減(當社比)です。