けふの乘車記録

湘南新宿ライナー」で東海道本線・羽沢貨物線(鶴見〜大船で横浜を通らない別線)を通つて來ました。ここは、旅客列車では湘南ライナー(東京發着)と湘南新宿ライナー(新宿發着)しか走つてをらず、土曜・休日は完全運休となります。

渋谷19:37→(3453M[湘南新宿ライナー23号])→20:21藤沢

東京發の「湘南ライナー」でも良かつたのですが、會社から都心へ行つてちやうど乘れる列車がこれだつたのです。

ライナーに乘るには、500圓のライナー劵が必要です。渋谷驛では、湘南新宿ライナーが發着する埼京線ホーム(3・4番線)にライナー劵販賣機があります。販賣機にはボタン等が附いてをらず、500圓以上を入れると勝手に切符と御釣が出て來る模樣。ライナー劵には「1〜3号車にご乗車ください。」と書かれてゐます。足下に5とか6とか書いてあるので、これの1〜3の所で待てば良いのだらうと考へて、2の邊で待つてゐたのですが、周りにはライナーを待つてゐるらしい人はゐません。そこで氣附けば良かつたんだけどねえ。

列車が入つて來ました。全車2階建の215系。快速「アクティー」に使はれてゐる列車、と言つたはうが判り易いかも知れません(どちらも判らない方のはうが多いでせうけど。御免なさい)。さて乘らうかとすると、目の前の列車は8號車。瞞されたー。とりあへず乘つてしまはうとしても、ドアが開いてゐません。2號車のドアしか開けてゐないやうです。2號車まで全速力。2階へ上つてみましたが、まだ席が空いてゐました。と云ふか、立席は絶對にないんですよね。その爲のライナー劵です。これで定員以上は乘れないやうにしてゐるのです。車内は、仕事歸りの人ばかりなのかと思つてゐたのですが、明かに「澁谷で遊んでましたー」と云ふ感じの方もをられます。

暫くは山手貨物線から品鶴線と、「湘南新宿ライン」と同じ經路を通ります。12月1日から使用を開始する大崎驛の埼京線ホームは、工事がほぼ完了し、色々な設備の取附をしてゐるやうです。

鶴見を過ぎた所で地下へ。10分近くトンネルの中を進んで外に出ると、そこは横浜羽沢貨物驛です。一見幅の廣いホーム。恐らく本線上に列車を停めた儘、コンテナの積み下しをするのでせう。横浜羽沢を過ぎるとまたトンネル。トンネルを拔けると東戸塚驛の近くに出ます。暫く東海道本線と竝走。いや、暫くなんて物ぢやない。戸塚を過ぎても大船を過ぎてもまだ合流しません。藤沢に着く前にどこかで合流した筈なのですが、どこだつたのかは判りませんでした。

これ以上「東海道本線」を走つてゐてもしやうがないので、藤沢で降りて小田急線で歸つて來ました。