けふの乘車記録

會社歸りに乘潰し。こんなことが出來るのもあと數線區のみ。

大宮20:30→(9374M[快速むさしの6號])→21:11立川

快速むさしの號は八王子と大宮とを結ぶ快速列車で(但し、平日のむさしの1號は府中本町發)、一日3往復運行されてゐます。途中、中央本線・国立〜武蔵野線・新小平と武蔵野線西浦和東北本線・与野と云ふ2つの聯絡線を通ります。一應「臨時列車」と云ふ扱ひとなつてゐますが、實質的には定期列車(かなり長期に渡つて毎日運轉されてゐる)であるので、むさしの號が走る兩聯絡線は乘車對象としてゐます。と云ふか、本當は定期列車なのに、定期列車とすることが出來ない理由が何かあるのでせう(恐らく、聯絡線(=貨物線)を走つてゐる關係か)。JTB時刻表では臨時列車の黄色頁に載つてゐますが、JR時刻表では武蔵野線の定期列車の頁(但し別欄)に掲載されてゐます。

むさしの號は大宮驛の東北本線ホームから出發します。車輛は169系。休日にはホリデー快速にも使はれてゐる車輛です。こなひだ乘つた「ホリデー快速鎌倉号」も169系(多分同じ車輛)でした。車内はほぼ滿席で、殆どが會社歸りと云ふ出立ち。「むさしの號」は昔は「新幹線リレー號」と云ふ名前だつたのですが、さう云ふ用途の方はあまりをられないやうです。大宮を出るとすぐに本線から岐れ、さいたま新都心、与野はホームのない線路で通過します。与野を過ぎてすぐの所で地下へ。ここから東北聯絡線に入ります。暫く地下を通り、地上に出ると今度は高架。西船橋方面へ向ふ線路が左に分岐します。我が線路は高度を上げて行つて武蔵野線本線を乘り越し、急速に高度を落して西浦和の直前で合流しました。

武蔵野線に入つて西浦和の次の北朝霞で停車。ここで半分くらゐの人が降りましたが、それと同じくらゐの人が乘り込みました。次の停車驛・新秋津でやうやく半分くらゐに。さう云へば、快速列車だつたらどこかで各驛停車を追拔く筈なのに、どこでも待合はせや通過待ちをしてゐません。時刻表を見て納得。この列車は1930Eと1934Eの間を走つてゐるのでした。先行する1930Eに追附く前に武蔵野線外に出てしまひます。他の「むさしの號」も同じやうな感じになつてゐるやうです。

新小平を過ぎた所、地下トンネルの中で中央線への聯絡線が分岐します。こちらは前に大宮行のホリデー快速で乘つてゐる筈なのですが(確か新秋津で下車)、いつ乘つたのかを覺えてゐません。まあ、けふちやんと乘りましたので、これで良しとしませう。こちらは全區間地下で、国立の手前で地上に出て中央本線に合流します。