けふの乘車記録

東武鉄道完乘! これにて關東の大手民鐵(東武・西武・京王・小田急・東急・相鉄・京急・京成)は全て完乘となりました。

けふは「ホリデーパス」を使つてみました。これは、東京近郊區間(一部除く)で普通列車に乘り放題になる切符です。「青春18きっぷ」等と違ひ、特急劵等を別に買へば新幹線・特急・急行・グリーン車・指定席車にも乘れます。「ホリデー」の名の通り、使へるのは土日・祝日のみ。使用當日ならば自動劵賣機で買へます(翌日以降の分はみどりの窗口で)。ホリデーパスが使へる區間の境界は以下の通り。「東京近郊區間」(「Suicaが使へる區間」と考へて戴いてほぼ間違ひありません)と、少しだけ差分があります。

うーん、もつと早くこれを使つてゐればなあ。

南武線某驛→(南武線)→立川→(中央本線)→西国分寺→(武蔵野線)→武蔵浦和→(JR最強埼京線)→大宮→(東北新幹線)→小山

これだけの區間をホリデーパスで乘つてしまひました。實際には、立川で用事があつたので一旦下車してゐます。大宮→小山は用もないのに新幹線に乘つてしまひました。1驛間なので特急料金も安くなつてをります(950圓)。さう云へば、今まで東北新幹線に乘るのはいつも暗くなつてからだつたやうな氣が。遠くまで行つてしまつて、終電に間に合はないからと新幹線で大宮まで戻つたと云ふのばかりでした。けふは明い内に通つてゐます。

小山→(両毛線)→桐生

再乘車。前に乘つた時は高崎で一旦改札を出るのを忘れてゐたので、私の乘車ルールでは料金計算經路の關係で乘車を認定されないのです。前に東武伊勢崎線小泉線を乘潰した時に伊勢崎〜桐生は乘潰してをりますので、桐生で降りて上毛電気鉄道を完乘することにしました。

桐生から西桐生への道は前にも通つてゐます。前は夜だつたのと初めてだつた所爲で、もの凄く長く感じたのですが、けふ通つた感じでは、そんなに離れてゐません。

西桐生→(上毛電気鉄道)→中央前橋→(シャトルバス)→前橋

上毛電気鉄道は、前に赤城まで乘つてゐます。前に來た時は、赤城は改築中だつたのですが、もう完成してゐました。新造車輛も入れてゐるやうですし、上電の景氣は良いやうです。途中驛で「X'mas train」と書かれた列車と擦違ひました。と言つても派手な飾附けをしてゐる譯でもなく、クリスマスリースとか靴下とかサンタクロースの人形とかがそれとなく列車内に飾つてあるだけです。かう云ふ倹しさは好感が持てます。

中央前橋驛とJR前橋驛とは離れてゐるのですが、中央前橋から列車到着に合せてシャトルバスが出てゐます。驛前に待つてゐた車輛は……、何ですかこれは、觀光地用のバスですか? いや、よくよく見ると、昔の路面電車を摸した車輛でした。それは良いとしても、バスから流れてゐる音樂が何故「ホワイトレンド」。運賃は100圓です。

前橋→(両毛線)→新前橋→(両毛線)→伊勢崎

一旦両毛線の起點である新前橋まで乘り、一旦改札を出ます。再度Suicaで入つても良いのですが、これから先、東武線に乘換へる豫定の伊勢崎驛は改札を出ずに相互の乘換が出來ます。さうなると、ここで東武線までの切符を買つておいたはうが良い。で、切符賣場へ入つてみると、運賃が書かれた地圖の中に、JR線と全く同じ書き方で東武伊勢崎線小泉線の館林までの驛が書かれてゐます。それだけ乘換る人が多いと云ふことなのでせう。館林までの切符を買つて、今度は高崎發の列車に乘つて伊勢崎へ。

伊勢崎→(東武伊勢崎線)→館林

特記事項なし。

伊勢崎ぢやなくて足利で乘換へたらどうなつてゐたのでせう。JR足利驛〜東武足利市驛がどれくらゐ離れてゐるのか知らないのです。

館林→(東武佐野線)→葛生

館林で20分待ち。ホームで待つてゐると、葛生のはうから全席クロスシート普通列車が入つて來ました。凄いなー、こんな閑散線區(沿線の方御免なさい)にかう云ふ車輛を入れるとは。その列車は囘送されてしまつたのですが、私が乘るべき列車として入つて來たのは全席ロングシートの列車。さつきのは特別だつたのか。

もう暗くなつてゐるので沿線の樣子は判りません。路線圖だけ見て、かなり山の中に入り込んでゐるのかと思つてゐたのですが、終點葛生は平地の街の中。これにて、關東最大の民鐵・東武鉄道が完乘となりました。

葛生→(東武佐野線)→佐野→(両毛線)→小山→(東北本線)→浦和→(京浜東北線)→南浦和→(武蔵野線)→府中本町→(南武線)→南武線某驛

同じ列車で佐野まで戻りました。佐野ではまた20分待ち。ホームで待つてゐると、またしても葛生のはうから全席クロスシート普通列車が入つて來ました。うーん、葛生で1本待つてゐればこれに乘れたのか。どうやら、先程途中驛で擦違つた特急「りょうもう」の折返しのやうです。

南武線某驛に着いたのは24時ぎりぎりでした。