乘車記録

けふの旅では「筑波山往復割引きっぷ」を使ひます。東京驛から筑波山(旧筑波駅)までの高速バス及び、筑波駅〜筑波山神社の路線バス、筑波山ケーブルカーに乘車(高速バス・ケーブルカーは往復、路線バスは乘り降り自由)出來る切符です。値段は4,100圓。JR+路線バス(JR土浦驛までの往復はホリデーパス(2040圓)を使用、土浦驛〜筑波驛片道880圓、筑波驛〜筑波山神社片道220圓)よりも安く上ります。

東京驛八重洲南口前バス停09:10→(JRバス関東 ニューつくばね號)→10:50筑波山バス停(筑波駅)

筑波駅バス停10:50→(関鉄バス)→11:00筑波山神社バス停

時刻表で、高速バスが筑波駅に到着するのと同時刻に筑波山神社行のバスが出ることを知つてゐたので、次の11:25發のバスに乘る積りでゐました。ところが、筑波駅に到着する直前、筑波山神社行のバスと擦違はうとする時に、後のはうに坐つてゐた老夫婦が前のはうに走つて來て、「あのバス停めて下さい」と運轉手さんに訴へました。運轉手さんもそれに應じて、相手のバスに聯絡。「乘換へる方だけここで降りて下さい」とのことなので、老夫婦の後に續いて私も乘換へさせて貰ひました。筑波山神社行のバスの運轉手も、「どうぞ御乘り下さい」と誘導してゐます。よくあることなのでせう。

先程から降つてゐた雨が、山を登るに連れて雪へと變はつて行きました。

筑波山神社バス停→(徒歩10分)→宮脇驛

前にも通つた道ですが、今囘は前囘のやうに急ぐ必要もないので、ゆつくりと歩いてゐました。

途中、筑波山神社と、その横に在す「出世稻荷神社」に御參り。ケーブルカーの宮脇驛へ行く時は、出世稻荷の前を通る道のはうが近道のやうですが、私の他にこちらの道を通つてゐる人はゐませんでした。

宮脇11:20→(筑波山ケーブルカー)→11:28筑波山

宮脇驛に着くと、ちやうどケーブルカーが出發しようとする所でした。急いで乘込みます。

筑波山ケーブルカーは全長1.6km。ケーブルカーとしては長いはうですが、傾斜が(他のケーブルカーに較べて)餘りありません。

筑波山頂驛(美幸平)→男體山→筑波山頂驛

折角なので山に登ります。筑波山頂驛(美幸平)から男體山までは300メートル、女體山までは800メートル。今囘は山へ行く恰好ではないので、近いはうの男體山へ向ひました。所々雪が積つてゐて、街歩き用のスニーカーで登るのは少し無謀だつたかも。素人には御勸め出來ません。(一應私は高校の時に山嶽部に入つてゐましたし、雪國育ちですし。)

晴れた日には360度の眺望が樂しめる山頂ですが、私が行つた時は一面眞白。雲の中に入つてしまつてゐたやうです。

筑波山頂12:20→(筑波山ケーブルカー)→12:28宮脇→(徒歩10分)→山麓

前囘は入れなかつた筑波山温泉に入ります。御湯が熱い、んぢやなくて、私の體が冷えてゐただけでした。

筑波山神社バス停13:37→(関鉄バス)→13:47筑波駅バス停

筑波山バス停14:05→(関鉄バス ニューつくばね號)→16:25東京驛日本橋口前

乘込んですぐに眠りに落ちてしまひました。氣が附いたら上野驛。餘程疲れてゐたのでせう。