けふの乘車記録

鳴門からの歸りは、東京でも經驗したことのないくらゐに混んでゐました。ディーゼル車1輛編成なのに、乘客は少くとも200人はゐたと思はれます。車内に入れなかつた人がホームにまだ數人ゐました。乘客の大半が體操服姿の中高生であつたことから、けふ鳴門で何かの大會があつて、それが終つて最初の列車がこの列車だつたのでせう。大會の主催者も、鳴門への足がこんなに貧弱(ディーゼル單行)であることは判つてゐるのだから、參加者が1つの列車に集中しないやうな策を講じるべきでせう。しかも、皆このやうな滿員列車に乘り慣れてゐないのか、中の方に詰めると云ふことをしない。入口附近のロングシートになつてゐる部分は乘車率300%くらゐなのに、眞中クロスシート部の通路は110%くらゐ。そして、クロスシートの乘車率は80%。20人分の座席の内、何故か誰も坐らないのが1席。荷物が置かれてゐるのが2席、持主は我關せずと云ふ感じで平然とその横に坐つてゐます。そしてあと1席は、席の前に立つてゐる人がゐて坐れなくなつてゐました。その席の横の醉つ払ひのをぢさんが席の前に立つてゐる人に「席に座れ。座らないのならそこをどけ」と何度も言つてゐるのに、こちらも我關せずでその場に立つてゐる。しやうがないので、その横に立つてゐた私が、その人を押し退けて坐りました。このやうな滿員列車で自分の目の前の席が空いたら、自分の意志に關係なく坐らなければなりません。義務です。さうしないと、1人分の空間が無駄になつてしまひます。


高松から池谷への「うずしお」と、阿波池田から高知への「南風」は指定席を取つてゐたのですが、指定席は1號車の一部の座席だけで殘りは全て自由席。と云ふことで、指定席よりも自由席のはうが空いてゐるのでした。指定席はほぼ全て埋つてゐるのに、自由席はガラガラ。JR四国さん、何とかして下さい。


けふの新規乘車區間。

はりまや橋高知駅前の正確なキロ數が判りません(驛掲示の路線圖には書かれてゐたのですが、覺えてゐない)ので、明日桟橋線を完乘した時點で計上します。