乘車記録

けふもけふとて(以下略)。本當は「鉄道の日記念西日本一日乗り放題きっぷ」を使ふ積りだつたのですが、目覺し時計を掛け忘れたらしく起きたのは6時過ぎ。使ふのは明日にすることにして、晝頃まで寢てました。
それでも、家でボーッとしてゐるのも何なので晝過ぎから出發して先週乘り殘した信楽高原鐵道に乘ることにしました。信楽線の列車の出發10分前には貴生川驛に着く豫定だつたのですが、2つ前の驛で草津線の列車がなかなか出發しない。どうも、對向列車が踏切を通過しようとする直前を自動車が横斷した爲に列車が止まつたとのこと。結局貴生川驛到着は6分遲れ。急いで驛舎を出て信楽高原鐵道の驛舎へ向かはうとしたですが、ない。もしやと思つてJRの改札に戻つてみると、信楽線もJRと同じ改札口から入るのでした。それも、わざわざ改札を出なくても、信楽線ホーム上にもJRの自動改札(ICOCA機能附き)が設置されてをり、信楽線はワンマン運轉なので切符を買ふ必要もなかつたと。すでに乘る筈だつた列車は出發してをり、ホームで1時間ボーッとしてをりました。
やうやく列車に乘つた時にはもう日が暮れ掛けてをり、殆ど何も見えない中を信楽まで。折り返しの列車は30分後でしたが、東海道線石山驛前までのバスがすぐに來たので、これで歸ることに。乘換へなし1050圓で石山まで行けてしまふと云ふことで鐵道は形無しなのですが、こちらもこちらで凄い惡路。狭隘箇所が何箇所もあり、その度毎に停車して對向車との離合を行ふため、乘り心地はあまり良くない。久し振りに車醉ひをしてしまひました。