捕捉

わたしの周りでは、「メモリエリア捕捉」「回線捕捉」と云つた言ひ方をよくするのですが、新解さんはそれは間違ひだと言つてゐます。


捕捉
〔つかまえる意〕文章などの内容を理解すること。「真意はなかなか―しがたい」

が、Infoseekの国語辞典(三省堂『大辞林』)では、それは問題ないと言つてゐます。


捕捉
つかまえること。とらえること。「敵を―する」「津田は其意味を―するに苦しんだ/明暗(漱石)」

どうなんでせう。新解さんつかまえる意と書いてゐるので問題はないのでせうか。

なほ、「回線捕捉」と言ふ場合の「捕捉」(hunt)の対義語は「解放」(release)です。「開放」と書くのは間違ひです>周りの人(^^;。「捕捉」と書くべき所に「補足」と書かれてゐるのもよく見掛けます。