疑問

開業の半年後に開業式をやつたと云ふことなのでせうか。あり得ない話ではありませんが。いづれにしても、開業式の方は書く必要はないやうに思ひます。

  • 1894/11/19 官設鉄道・立川〜青梅(現在の青梅線)が開業

官設鐵道ではないでせう。大戰末期に南武鐵道(現在の南武線五日市線)と同時に國有化された筈。

國有化當時の運輸通信大臣はあの強盜慶太コト五島慶太だつたりする。ちやうど、東京の南から西の宏大な地域が五島慶太率ゐる東急の勢力下に置かれ、後に「大東急」と呼ばれる時期です。國有化してゐなかつたら大東急に合併されてゐたのかも。



五日市線は五日市鐵道ぢやないの?と思はれた方もをられるかも知れませんが、1940(昭和15)年に五日市鐵道は系列の南武鐵道に吸收され、南武鐵道五日市線になつてゐます。



調べてみました。開業時の名稱は青梅鐵道、國有化時は青梅電氣鐵道。國有化を避ける爲に1943年に南武鐵道との合併調印をしましたが、その翌年に南武鐵道と一緒に國有化されてゐます。1894年の開業の時に青梅まで一氣に開通してゐるやうです。青梅電氣鐵道は御嶽までで、そこから先の氷川までは奧多摩電氣鐡道として建設され、1944年7月1日の開通と同時に國有化されました。と云ふことで訂正。

なほ、この青梅電氣鐵道鐵道が國有化された後も1995年まで會社が存續してゐたさうです。さう云へば、南武鐵道は今もあるらしい。