疑問
- ニコロ・タルターリア Nicolo Tartaglia(Nicolo Fontana)(伊:数学者,三次方程式の一般解を発見)1499〜1557/12/15
- タルタリア Niccolo Tartaglia(Niccolo Fontana)(伊:数学者,三次方程式の形式的解法を発見)1499〜1557/12/13
重複してゐました。1599/12/15歿がAnalysis by its History: Biography、1599/12/13歿がJPブリタニカに據るもの。
今度は、年代順に竝べて記述の矛盾がないか確認してゐます。が……。
02/21が大泉雜學、04/22が中西歴史年表。
1608/03/11は大泉雜學、1607/02/29は確認資料なし。
どちらも大泉雜學に據るもの。
- 1633/02/14 江戸幕府が、奉書船以外で海外渡航・海外に長期在住した日本人の帰国を禁止
- 1633/02/28 第一次鎖国令。江戸幕府が長崎奉行に「日本人の海外往来禁止」「キリスト教禁止」などを指令
- 1635/05/20 江戸幕府が「鎖国令」発布。日本人の海外渡航・渡航者の帰国・長崎以外への外国商船入港を禁止
- 1635/05/28 江戸幕府が第三次鎖国令を布告。海外渡航の全面禁止、在外邦人の帰国禁止
- 1636/05/19 江戸幕府が第四次鎖国令を布告。通商に無関係なポルトガル人の追放など
- 1636/07/05 「第五次鎖国令」発布。ポルトガル船の来航を禁止。幕府による貿易管理が完成
1633/02/14のものは鎖国令には入らないのでせうか。1635/05/20のものが「第二次鎖国令」なのでせうか。
- 1684/10/29 823年間使われた宣明暦を廃止し渋川春海作成の貞亨暦に改暦
- 1684/11/28 安井算哲が、平安時代から使われていた宣明暦の誤りを修正・改良した「貞享暦」を幕府に提出
- 1684/12/01 江戸幕府が天文方を設置。貞享暦作成の功により安井算哲を任命
貞亨暦を作成したのはどつち?
それに、「幕府に提出」の前に「貞亨暦に改暦」はない筈。
私の記憶が確かならば、渋川春海が「大和暦」と謂ふ名前で作成して、幕府がそれを採用して「貞享暦」と命名したのだつたかと。安井算哲も何か關つてゐたやうな氣もするのですが。
「将軍通行の時の魚介類の繋留を禁止」??? 猫の繋留は既に禁止されてゐますし。間に、犬について繋留以外の事項にまで擴大するやうなものがあるのでせう。
- 1688/06/30 英国議会が国王としてオランダのオレンジ公ウィリアム夫妻を招く。名誉革命の始まり
- 1688/11/05 名誉革命。イギリス議会により国王に招請されたオランダ総督オレンジ公ウイリアム夫妻がイギリスに上陸
- 1689/01/28 ジェームス2世のフランス亡命により、イギリス議会が王位空位を宣言
- 1689/02/13 イギリスでウィリアム3世とメアリ2世が共同統治者に就いて「権利章典」を認め、名誉革命が終結
- 1689/02/22 名誉革命。イギリスで議会が提出した「権利宣言」をウィリアム3世とメアリ2世が承認。翌日王位につく
- 1689/12/16 イギリスで「権利章典」制定
「ジェームス2世のフランス亡命」の位置がをかしい。
権利章典承認が2囘ありますが、おそらく02/22は新暦(グレゴリオ暦)でせう。當時のイギリスはまだ舊暦。
1690/02/09は大泉雜學、1690/02/07は確認資料なし。
- 1777/10/07 サラトガの戦い。アメリカ独立戦争においてハドソン川上流のサラトガで米軍が英軍を破る
- 1777/10/17 アメリカ独立戦争・サラトガの戦い。英軍のバーゴイン将軍が米植民地軍に降伏。植民地軍の勝利の展望が開ける
これも新暦と舊暦の違ひでせう。
1777/10/07は大泉雜學、1777/10/17はJPブリタニカ,大泉雜學。あれ?
1日23500句と云ふことは、1分間で約16句。1句當り4秒弱しかありません。これだけの時間で句を書き留めることは出來ないでせうから、聲に出したのを複數人で手分けして書き留めることになると思ひますが、それでも、考へる時間はほとんど取れない筈。
中西歴史年表に據れば、1677/05/25の大矢數俳諧で一昼夜に1600句詠むとあります。これならば、1句當り1分弱です。一日續けるのは大變でせうが、まあ、出來なくはないでせう。確かに中西歴史年表にもこの日に23500句獨吟と云ふのが載つてゐますが……。本當ですか?西鶴さん。
本當みたいです。エースで街を歩く 大阪[俳諧ロード]にその時の樣子が書かれてゐました。
- 1970/04/10 ビートルズの最後のアルバム『LET IT BE』発売
朝日クロニクルでは、この日にポール・マッカートニーが脱退し、ビートルズが解散、となつてゐます。