ムーンライト東京號

旅先で時刻表6月號を買ひました。
今年の夏から「ムーンライト東京」なる列車が設定されるやうです。東京驛を夜に出發して、翌日06:30に仙台に着く列車。これがあれば、「18きっぷ」での東北の太平洋側へのアクセスが大變良くなります。最短で、14:48には青森へ着けます。これは、盛岡〜八戸にIGRいわて銀河鉄道青い森鉄道(運賃2930圓)を利用した場合で、「はやて」利用(運賃+特定特急料金3410圓)では13:39です。
が、この列車、23:48に大宮を出た後、04:12の()郡山まで停りません。かう云ふ場合、「18きっぷ」1日分だけ済ませるにはどこまでの乘車劵を買つておけば良いのでせうか。(北)郡山まで買はないと行けないのだとしたら、まう1日分使つてしまつたはうが安くなります(大宮→(北)郡山は3250圓)。JR東日本も商賣が巧いですねえ。それとも、0時を過ぎてから最初に通過する驛までで良いのでせうか。もしさうなら、「ムーンライトえちご」下りに乘るのに、いつも高崎までの乘車劵を別に買つてゐる私はどうなるのでせう。熊谷邊りまでで良いことになつてしまひます。
なほ、上りは00:07に(北)福島に停りますので、このやうな問題はありません(仙台→(北)福島は1280圓)。


と、文句を言ひ乍らも乘るんだらうなあ。


あちこちの「18きっぷ」關聯サイトの情報に據れば、「ムーンライト東京」は「ゴロンとシート」のやうです。『JR時刻表』にはさう書かれてゐるらしい。これつて、乘車劵(「18きっぷ」含む)と指定席劵(繁忙期510圓)だけで寢臺(寢具はありませんが)が使へると云ふことなのでせうか。