ムーンライト東京乘車記

ムーンライト東京」と云ふキーワードで來られる方も少からずをられるやうですので、少し書いておきます。
私がムーンライト東京に乘つたのは7月19日、大宮からでした。「青春18きっぷ」が使へるのは20日からなので、日附が變はつて最初に停車する驛である郡山までの乘車劵を事前に購入しておきました。
ムーンライト東京583系。晝間は座席として、夜は寢臺として使へる車輛ですが、ムーンライト東京は座席モードになつてゐました。510圓の指定席料金だけで寢臺を使はせるのはまづいのでせう。
しかし、大宮を出發した時、殆どのボックスには2人づつしか入つてゐませんでした。私のボックスもさうで、向ひに坐つてゐる人が「(寢臺を)出します?」と訊いて來ましたので、「出しませう」と云ふことで寢臺を引き出して横になつてゐました。他のボックスの人も殆どが寢臺を出してゐました*1。檢札に來た車掌さんは何も言つてゐなかつたので、問題ないのでせう*2
列車は宇都宮で運轉停車してゐました。だつたらドアを開けて客扱ひしてくれれば良いのに、と云ふのは18きっぷ利用者の我儘。ホームは眞暗でしたので、驛員さんは歸つた後なのでせう。

*1:流石に上段の寢臺まで出してゐる人はゐませんしたが

*2:小耳に挟んだ話では、大宮まで乘務してゐた車掌さんは「寢臺は出さないで下さい」と言つてゐたらしい。