メモ

Wikipediaの井戸端での指摘。4月3日の「1893年「日英通商条約」改正調印。関税自主権を確立」は「何かの間違ひ」らしい。これ、うちのサイトから移入したものですねえ。色が濃くなつてるので、「何かの資料で確認濟み」と云ふことなのですが、さて何だらう。元となつたデータベースは自宅にあるので家に歸つてから確認。

1月22日の「聖ビンセンチウスの祝日」は、Googleではうちのサイトとうちのサイトを元にしたサイトでしか出て來ない。Wikipedia英語版によれば、「聖ヴィンセンティウス (英語だと Saint Vincent)」と云ふ方は2人(Saint Vincent of Lérins と Saint Vincent de Paul)をられるやうなのですが、祝日はそれぞれ5月24日と9月27日らしい。1月22日「聖ビンセンチウスの祝日」は、何かに載つてゐたのだらうとは思ひますが、うーん。

「日英通商条約」改正調印、確認資料は『雑学366日今日は何の日事典』(井澤忠夫責任編輯、大泉書店、1994年。この日記で「大泉雜學」と書いてゐたもの)でした。この本も結構怪しいですよねえ。「どうしたんだ井澤さん」とか何度か書いた記憶が。データベースから消しておきます。「聖ビンセンチウスの祝日」は調査中。とりあへずデータベースの非表示のフラグは立てておきます。

追記。Wikipediaにも書きましたが、「大泉雜學」には「日英通商条約改正調印」は明治44年と書かれてゐました。明治44年は1911年です。1893年はどこから出て來たんだ……。