「先週の」のだめ

おおう、感想を書いてなかつた。實は録畫した物を今初めて見てます(on timeでは見てゐる)。
今囘も原作通り。但し、今囘については、ドラマで場面ごとカットされたり、臺詞が同じでも意味合ひが變へられてしまつたもの*1も、ちやんと原作通りになつてゐたので良かつた*2。それも、叮嚀に描かれてゐました。それに、原作にもなかつた書き文字がありました。千秋が清良と再會して「好きだから」と言ふ所と、彩子がのだめの大きな手を見て「あの男はこーゆーのに弱いのよね」と呟く所。後者、彩子の「わたしもだけど」を私は違ふ意味にとつてました。前者も、やはり違ふ意味にとつてゐた人がゐるかも知れませんが。かうやつて見ると、實はこの2つのシーンは繋つてゐたのですね。前囘の「こーゆー男[やつ]だった!!」も。さうさう、清良たんが實質的に初登場です。長野では姿だけは出てましたが、聲は出てなかつた。聲は、原作の繪に素直に聲を當てればかうなるのでせうね、と、ミルヒーの時と同じことを書いてゐますが。矢張りドラマの水川さんの印象が強いのかも知れない。
細い所では、「スーパーひとしくん」が「スーパーゆうじくん」になつてる。カラオケの「地上の星」がプリごろ太になつてるし。やつぱり他局のものは使へなかつたのだらうか。ドラマでは使つてたのに。その所爲で、カラオケのときの千秋の「この曲知つてる」が妙な臺詞になつてしまひました。その歌は前にも出てゐるのですから。千秋の「オレだつて必死なんだ」が拔けた所爲で、その次のシーンの「こちら必死」と云ふ書き文字がの意味が判り難い。チェックミスなんですかねえ。ま、細かな話です。
次囘は三善家。ドラマでは場面ごとカットされてましたが。原作では3話分なのですが、3話押し込めるんでせうか。2話で切ると、中途半端な所で切れることになるのですけど。

追記。さう云へば、「オレだつて必死なんだ」は前囘の「次囘豫告になつてない次囘豫告」で出てました。今囘に入れて欲しかつた……。次囘、關東組の感想がチラリと見えてしまつたのですが、本當に中途半端な所で切れるみたいです。心して見ることにします。

*1:「聽いて! この愛のサウンド・オブ・パーカッション!」が「太鼓の達人」かよ! とか

*2:ドラマは、放映時期に無理に合はせた爲に、卒業式にすることが出來なかつたと云ふ事情があるのですが